研究開発課題の概要
誤り耐性閾値を超えるフィデリティで動作する量子テレポーテーションチップを実現するため、導波路光パラメトリック増幅器および光量子導波路回路デバイスを作製する。さらに、スクイージング・テレポーテーション動作およびシステム適用については研究課題1と連携して進める。導波路光パラメトリック増幅器については研究課題1と同じ目標を設定してスクイージングレベル10dB、光量子導波路回路についてはフィデリティ0.84以上の実現をめざす。誤り耐性閾値を超えるフィデリティでする量子テレポーテーションチップを実現に向けて、
1)導波路光パラメトリック増幅器の素子および単独モジュールの研究開発と
2)光導波路回路の技術と、
3)それらを統合し実現する光量子導波路回路チップの研究開発を行う。